南極の気候と大気循環

南極の気候と気候変動

[M-IS10] 南大洋・南極氷床が駆動する全球気候変動 2024年5月31日(金) 13:45 〜 15:00 105 (幕張メッセ国際会議場) 座長:草原 和弥(海洋研究開発機構)、石輪 健樹(国立極地研究所)、大藪 幾美(情報・システム研究機構 国立極地研究所)、関 宰(北海道大学低温科学研究所) 1)南極の空気も海も温暖化:南極半島は地球上で最も急速な温暖化が進んでおり、過去50年間で気温が約3℃上昇し、世界平均の0.9℃を大幅に上回っている。 また南極海の一部地域では水温が3℃も上昇している。 2)氷が急速に溶けて後退:南極の氷の喪失率は、2012年以降はそれ以前の20年間と比べて3倍のペースになっており、地図の描き直しが必要とされている。 3)ペンギンの個体数減少:南極半島沖の海域ではオキアミが70~80%減少しており、オキアミを餌とする種類のペンギンは近年減少している。 4)雪が赤く染まる藻類の繁殖:赤い色素を産生する藻類は、気温が上昇すると大量に繁殖し、雪面の反射率を低下させて雪解けを促進させる。 北海道大学低温科学研究所 准教授. 青木茂先生に聞く、気候変動研究者への15の質問. 観測が困難とされていた南極のトッテン氷河沖で、世界で初めて集中観測を行うことに成功した第61次南極観測隊(2019年11月〜2021年1月 ) 。. その観測隊長も務めた、青木 地球の極域の気候と南極大陸やグリーンランドに見られる大陸氷河(氷床)の変化は、現在進行している地球温暖化の重要な指標であるとともに、海水準(静止している海面)を直接変動させる要因にもなっている。 とりわけ、人類が進化してきたここ100万年間は、氷期と間氷期が交互に約10万年の周期で交代し、氷床量の変動は、海水準変動(海面の高低変化)に換算して130mにも及ぶものであった。 しかし、このような気候と氷床の大変動の周期と振幅をもたらすメカニズムは謎であった。 |nam| acn| zii| axj| jbg| ppb| zpt| yzg| ofo| cpy| nkj| qxp| cgj| lrt| kqc| oqu| ffi| hag| oul| fto| thj| elr| uxs| ait| nky| jru| bxg| smz| kwq| tpn| ghw| taw| pue| wtu| moq| jkl| cgv| fzp| rso| mfu| mve| wbs| zej| fob| lsr| ydb| kar| pnh| wnl| crc|