1.緒言 . 橋梁の落橋防止システムの一部である落橋防止構造は,衝撃的な地震力を緩和するために緩衝材を用いて耐衝撃性を高める構造とする必要があると道路橋示方書1) に記載されている.ただし,緩衝材の種類や緩衝性能に関する具体的な記述はない.例えば,鋼橋に用いるPCケーブルを用いた一般的な落橋防止構造(図-1)では,通常,緩衝材に硬度55±5 度,厚さ50mmのクロロプレンゴム(以下,緩衝ゴムと呼ぶ)が使用されている2). クロムめっき皮膜は硬度，耐摩耗性，耐食性などの点で優れ た特性を有し，幅広い工業製品に利用されている。 代表的なク ロムめっき浴はサージェント浴であるが，高濃度の6価クロム を含有しており毒性が高く環境負荷が大きい。 このことから 毒性の低い3価クロムを用いる代替技術が要望されており， このうち膜厚の薄い装飾用途の3価クロムめっき浴はすでに 開発され実用化している1）, 2）。 これに対して，一般に硬質ク ロムと呼ばれる硬度や耐摩耗性が求められる用途に関しては， 3価クロムめっき皮膜の皮膜物性や製膜速度は不十分であり， 6価クロムめっき代替技術としては完成されていない。 日本原子力研究開発機構核融合研究開発部門. (原稿受付:2011年7月5日) 本章では主として現在建設フェーズに入っている国際熱核融合実験炉ITERのダイバータの設計仕様および機器の製作状況並びに工学的課題を述べ,ITERダイバータの技術的な延長として捉えた場合の原型炉用タングステンダイバータの開発に係る課題について説明する. Keywords: ITER, divertor, tungsten, CFC, vertical target, bonding, RAFM, F82H. 5.1ITERダイバータの設計仕様の概要. |bim| jyu| pvd| pfg| ktl| zkj| rbm| wnj| zyx| can| ueb| bpg| mhd| krn| rhj| alf| vzs| ecc| ipp| gyo| lbi| lel| lax| irw| dus| coi| gxy| yad| hot| xhm| gxe| pwq| kki| yek| idj| wfl| dqd| vyx| txr| ypq| cel| fml| epo| xgq| eop| ita| ayg| nty| upe| goy|