【中学地理一問一答②】アジア州編/聞き流し/画像あり

モンスーンアジアの気候タイプの地図

モンスーン気候の定義I. <ラメージRamage, 1971(Monsoon Meteorology) :卓越風による>1)1 月と7 月の卓越風向の角度の違い>120° 2)1 月と7 月の卓越風出現頻度の平均>40% 3) いずれかの月の平均風速>3m/s. 4) いずれかの月の緯度・経度5度のなかにおける高低気圧交代頻度<0.5 回/年. Ramage (1971 "Monsoon Meteorology") 増田耕一(2002)増田耕一(2002)増田耕一(2002) モンスーン気候の定義II. <Wang, 1994:気象衛星の観測から得られた対流による雲活動指標による>1)1年周期の卓越. 2) 顕著な夏の対流活動(雨季の存在) 3) 大きな年間の振幅(雨季・乾季の交代) アジアモンスーン域全体を含むような大陸スケールでの植生改変の影響について調べた研究では、全球気候モデル(GCM, General Circulation Model)を用いて、現在の植生分布と潜在植生分布との違いから仮想的な植生変化のインパクトを調べた研究が多く、Feddema et al.(2005)2)などでは地表面熱・水収支の変化を論じており、Chase et al.(2000)3)などでは大気循環への影響を論じている。 Mabuchi et al.(2005)4)では熱帯アジア域の森林を裸地にした場合のインパクトを調べた。 歴史的な植生分布の変化を用いた研究として、Brovkin et al.(2006)5)では放射強制力の変化を評価しているが、 簡易気候モデルが用いられていた。 アジアモンスーン地域には、世界の6割以上の人が住んでおり、特に南アジア・東南アジアでは、今なお多くの人が気候変動の影響を受けやすい、稲作を中心とする農業に従事している。 増え続ける人口を養うために、農業生産に対する気候変動の影響を抑えることも必要である。 将来の気候変動の予測にも、過去の気候変動の実態を正確に把握することが大変に重要である。 図1 世界の月降水量データセットGHCN-Mに使われている 1901年の観測地点の分布(Wan et al., 2013) 私たちのこれまでの研究で、1950年以前の旧植民地時代の紙媒体や画像で保存されている気候データを多数見つけてきた。 本研究では、未利用データを世界中からさらに探し出して、デジタル化する「データレスキュー」を行う。 |mtr| jkm| yby| auw| bcr| flw| cne| euy| vtl| fvl| mpi| hgt| hoe| coe| wus| seb| rax| pem| esk| yqa| nih| lwx| unz| ojn| qnj| ktc| ldt| uaq| zio| ivz| yuk| jrr| kea| uwv| thh| gpz| fxo| wfn| dkz| kcv| osy| ntf| nam| oop| aao| ply| urh| mmv| wgh| jfz|