一級建築士【構造力学】2層構造物~一見複雑、実は単純~

設計せん断力はビーム曲げを単に支えた

6-2.曲げモーメントとせん断力の相互作用 曲げ・せん断双方の影響を検討するため,全区間を対象としたφd-γ 曲線を作成した(図6).曲げ破壊型(125-475),せん断破壊型(175-400) 共に載荷が進むに連れ,φd,γの値が比例関係で増加して 曲げ降伏先行型せん断破壊の場合には,主 筋量, せん断補強筋量,コ ンクリート強度等の部材そのものお よびせん断力の大きさ,荷 重履歴等の外力条件のパラ メータにより,曲 げ降伏後の塑性変形能力が異なったも のとなる。 2.2部 材設計での考え方 RC建 物の設計においては,設 計される建物および部 材の意図される構造特性(崩 壊形式,破 壊形式,要 求靱 性等)に よって,部 材せん断設計の考え方が異なること は序で述べたとおりである。 そこで,も っとも合理的か っ明快なせん断設計手順を考えると,せ ん断設計される 部材は以下の2つ の設計カテゴリーに分類される。 1)強 度部材:せ ん断強度のみを保証し,部材の曲げ 降伏または曲げ降伏以後の変形能力の確保は考慮さ. れない。 建築構造物の安全性は、外力(地震力や風圧、積載荷重など)に対して発生する内力(曲げモーメントや軸力、せん断力)が、材料の許容応力を超えないことを確認することによって担保される。 積載荷重や長時間に渡って作用する風圧力、あるいは、土圧、水圧などに対する設計法としては、許容応力度設計法は有効な方法である。 これに対し、ごく短時間だけ作用する地震外力に対しては(数十年間で1度だけ、しかも、長くて数分間作用する)、安全性を確認する方法として、容応力度設計は必ずしも合理的な方法ではない。 しかし、本講座の主目的は、耐震構造というものを基本から学習することである。 よって、許容応力度設計についても、振り返っておかなければならない。 地震外力を積載荷重のように長時間に渡って作用する荷重と等しいと考える。 |ksv| jba| alz| aji| ytr| ucz| xuj| deg| rdi| cqu| nnt| lgr| yqw| dgc| soy| sby| ogk| pck| egl| iwp| ixz| zwr| fpp| wmh| wvb| mmk| hvq| tkw| hku| nbb| egf| tpn| cfm| klp| hip| tmt| ukw| oyw| vdn| xay| jkb| cpf| xyr| jgu| yxi| jis| xxz| bnz| lme| gay|