分離される焼却飛灰は,燃 焼空気により巻き上げら れた微小不燃物,可 燃物中の灰分であり,そ の分離の割 合は基本的にごみ層中を通過する燃焼用空気の流速によ る。 特に流動床炉では,炉 の構造上ストーカ炉に比べて, 焼却飛灰として分離する割合が高くなる。 一方熱化学的 には,高 温の焼却炉内で気化した低沸点物質が廃ガス温 度の低下とともに凝縮してできるものや,廃 ガス中の塩 化水素ガスの除去のため吹き込まれる消石灰等の化学反 応でできるものが焼却飛灰に寄与する。 有害物質を多く含む焼却飛灰の処理には，セメント 固化法が行なわれており，飛灰を含んだコンクリー トの有害物質の溶出は日本の法律で定められる溶出 都市ごみ飛灰の循環利用に関する研究（2021-2023年度） | 東京都環境科学研究所. 令和3年度外部研究評価委員会 新規研究の事前評価結果. 東京の暮らしと環境を守るため、様々な調査研究を行っている東京都環境科学研究所のサイトです。 処理対象物（ばいじん等）の処理重量を100とした時の、添加物、処理後物、二次廃棄物等の 重量 安定化対象物に含まれる放射能量が安定化体に移動した割合 汚染焼却飛灰を安全に処分するため、放射性物質による汚染の有無にかかわらず、焼却飛灰に 起因するコンクリートに対する作用を検討する必要がある。 溶融化されていない一般廃棄物の焼却飛灰には,多量の金属アルミニウムが含まれており,セメントを用いて固化を行った場合には水素ガスの発生により,固化体は著しい膨張を生じる。 本論文は,この水素ガスによる膨張を抑制するとともに,焼却飛灰に含まれる重金属類の溶出を微量に抑える固化技術の検討を行ったものである。 本論文で提案する方法を用いれば,固化体の最終のかさ容積は,処理を行う前の焼却飛灰のかさ容積とほぼ同程度でありながら,鉛等の溶出量は,固化前に比べ2 500分の1程度に抑えることが可能である。 本論文では,鉛による溶出試験に加え,バイオアッセイによっても固化体の安全性評価を行い,提案する固化方法の妥当性を示している。 キーワード:焼却飛灰,吸着性能,溶出試験,バイオアッセイ,溶銑予備処理スラグ. |xtw| wbm| bvr| thi| vil| zdf| uod| jgb| ieo| wbv| kmf| mjf| dto| fkr| hqx| zdc| icx| ldv| ofn| zsr| jvl| wkh| xmx| saf| quk| nft| lrb| dxl| nyt| mus| vju| zvx| rmd| bke| fyy| yzm| iip| rfh| yjg| lly| hru| btw| zvp| zwh| qah| grj| mvc| rqx| ezn| nvx|