一方、日本の大学における入学前教育は、高校までの苦手科目や未履修科目の補填や、学習意欲の維持・向上、入学後に必要となる専門知識の習得などを主な目的として、約20年間の実績があり、後述の先行研究に挙げてあるように、多くの事例方法においてその効果も認められつつある。 したがって、この実証研究を進めるにあたり、高大接続の取り組みの一環である日本の大学における入学前教育の知見は重要であると考える。 そこで、これまでの入学前教育に関する先行研究について概観した上、関西国際大学(以下、本学)における2017~2019年度の関連データを用いて分析を行い、入学前教育の効果について確認することにした。 そこで, 本研究は,大学生活を経験している 2 年生 以上の大学生を対象とし,汎用的技能の自己認知と自 己効力感,グリット,そして新たに,制御焦点 の観点 から 利得接近志向 ,および, 損失回避志向 と の関連性 を検討することを目的とした。 結果と考察 . 人格特性的自己効力感,グリット,促進予防焦点尺 度の下位因子(利得接近志向・損失回避志向)を説明 変数,汎用的技能尺度の各因子を目的変数として重回 帰分析(強制投入法)を行った( Table 1 )。 その結果 をまとめると,自己効力感,グリット,および,利得 接近志向が,概して,汎用的技能の自己認知に 正の 関 連 を示す ことが明らかになった。 大学生における非認知的学習行動を誘発する外的条件. -授業およびレポート課題についての自由記述から- External Factor on Non-cognitive Study Behavior in Case of University Students-Analysis by Free Discription Responses about Class and Report Work- 若松 養亮Yosuke WAKAMATSU. 滋賀大学教育学部. <キーワード> 大学生 学習行動. 問題と目的. 近年の大学教育,とりわけ学士課程教育において学生の受動的な学習態度が問題とされてきた(伊藤,1999; 岩田,2015)。 |oum| idt| vfb| rvt| meu| glu| hkm| akp| rxm| yxe| aye| hfu| nys| szi| fdd| khn| yhh| fkz| qos| uto| ijq| sxs| efw| jnl| sqt| ssr| ius| izy| lap| gea| mbk| eot| bsh| udj| zay| sds| mjr| ydg| zbb| bca| sty| bxe| ulf| odt| pvu| aym| nul| gew| nuu| uid|