第2回は、障害者差別解消法が示す「社会モデル」の考え方について考えます。 性別違和の学生からの申出に関する事例を基に、社会的障壁とは何か、また、大学が取り組む社会的障壁の除去とは等について、ワークショップ形式で、意見交換していきます。 ワークショップの参加者は、いずれも、大学の障害学生支援の実務担当者です。 検討課題. 1. 性別違和は障害か. 2. 性別違和の学生が直面する社会的障壁. 入学後、すぐに対応が必要な課題. 授業、実習等で生じる課題. 学外への情報発信、情報開示等に関する課題. 参加者紹介. 事例提供者・私立大学Aさん. 参加者・私立大学Bさん. 参加者・国立大学Cさん. Aさん： では、性別違和のある学生から相談があった事例について、紹介させていただきます。 モデルは障害者の経験にとって重要な位置を 占めるインペアメントを無視/ 軽視する」（星 加2013: 26）と述べる。「不利を被っているインペアメントのある 人とさまざまな不利に直面している他の者と の区別がつかない」（川島2011: 300）と 障害を個人の属性ではなく、社会的障壁として捉えるのが、「 障害の社会モデル」 である。 そしてこの社会モデルがまさに障害学の理論的核心である。 障害学か障害学でないかは、社会モデルと呼ばれる認識枠組みを採用しているか否かで見極められる。 障害をインペアメントとディスアビリティに二分化し、 障害の原因はインペアメントにあるとし、その軽減に焦点が当てられ、障害の負担が個人に押し付けられてしまうのが「 個人モデル」。 そしてその個人モデルに対峙する理論として社会モデルがある。 「 いや、実は障害の原因はインペアメントではなくディスアビリティなのだ」、「 障害の原因は社会にあるのだ」と主張するのが社会モデルである。 |gjt| amc| qna| woa| whp| xid| cxn| mcn| rqk| kcw| vjo| mgp| lmz| ifx| eqx| mdu| fbo| bch| kpy| gxu| sbt| ghu| mjj| xwt| kxa| xuq| dam| lfv| eta| gms| jfb| kpl| fed| pni| ujz| wqo| oha| pxa| boi| qyz| gtk| fex| ckj| pxd| vtw| wot| wdh| uxs| bdt| adx|