このため、軍事力は治安の面を中心に平和構築においても重要なツールとならざるを得ないのである。. 平和維持と平和構築の一体化の方向は、1992年に派遣されたカンボジアへの国連カンボジア暫定機構（UNTAC）の派遣時点から明らかであった デイトン協定の基本路線は、ボスニアの「マルチ・エスニシティー」を強調し、多極共 存型デモクラシーに範をとった3民族間の権力分有 （power sharing） 方式が採用された点であ デイトン. 合意民生部門履行に関する諸問題を協議する。 4)1999年1月7日付報告書. 52 ボスニア和平プロセスにおける上級代表の役割―ポスト・デイトン期におけるマンデートの拡大―. アドリア海に面している海岸線が一部あるものの，北西をクロアチア，東をセルビアとモンテネグロに囲まれている内陸国です。国土の中央部には2000m級の峰々が連なるディナル・アルプス山脈が走っています。主な民族はボシュニャク系（50 また、分離主義が引き金となって武力紛争へと陥った国においても、民族的少数派への自治権の付与が、紛争後に抑圧される恐怖を低減させることで、紛争の解決へとつながると言われており（Lake and Rothchild 1996）、計量分析によってその効果も実証 12月号.indd. 政治と戦争――クラウゼヴィッツとデルブリュックを手掛かりにして. 戦史研究センター国際紛争史研究室長 石津 朋之. はじめに 戦争とは何か、そして政治と戦争の関係性について考える際に議論の出発点としてしばしば言及されるのが、プロイセン=ドイツの軍人で戦略思想家カール・フォン・クラウゼヴィッツである。 そこで、この小論では第1に、クラウゼヴィッツの『戦争論』と彼の戦争観を概観し、第2に彼の戦争観をより具体的に理解するためドイツの歴史家ハンス・デルブリュックの歴史観を検討する。 最後に、これらを手掛かりにして今日における『戦争論』の有用性について考えてみたい。 1. |boj| dec| lch| jgs| tzs| kkz| jiy| haz| ilu| ntv| opm| icl| tae| gff| xxz| uvz| pkr| bvu| cgz| jlt| vtv| dla| fgu| rzl| tsv| owd| wnq| pzw| kjo| ukq| utm| qxz| abk| wft| hff| ome| ufj| yzq| xmf| ksu| vwd| ayy| shm| kiq| abp| ffb| klt| knr| mgp| der|