第19回 曲げ応力の求め方【 MONOWEB(材料力学編)】

チモシェンコビーム座屈曲げ

本研究では,図-1に示すように,チモシェンコ梁理論で導入されるせん断による回転変位βを曲げによる回転変位とは独立な変位場として設定する。 即ち,本解析における変位場は,基準軸上の軸方向変位u ,鉛直方向変位w,断面の平均せん断回転角β ,および全m層の補強材のすべり変位s1, . . ., si, . . ., smである。 2.2歪(変位)増分と応力増分図-1に,解析のために設定したRCチモシェンコ梁の断面の概要を示す。 梁の断面は,任意の幅bi と丈ti を有する全n層のコンクリート層と直線配筋された全. 図-1 RCチモシェンコ梁の変位場と断面. 但し,zi:コンクリート層i のx軸からの鉛直距離,zsi:補強材層. メッシュ:ビーム要素(1D要素)、オイラーはり、ティモシェンコはりの2種類 要素分割数:①20、②100 出力:はり中央部のたわみ(Z方向変位) 拘束条件:はり両端全固定、はり中央部に点荷重(詳細下図参照) 6章では,Timoshenko (チモシェンコ)のエネルギー法による柱,無補剛板,補剛板の座屈解析につ いて示す. 柱や無補剛板の座屈については,微小要素の力の釣合に基づく方法によっても,エネルギー法によっ Timoshenko はり要素では直応力に加え,せん断応 力が存在するため,材料の弾塑性挙動においてはこ れらの連成を考慮する必要がある.すなわち,曲げ によるせん断応力と直応力の連成を考慮した相当 応力(Mises応力)により降伏の判定を行い,降伏 後の弾塑性挙動も直応力とせん断応力の影響を考 慮する必要がある.しかしながら,実務で用いられ ている一般的な構造解析ソフトウェアを対象とし た調査結果3)によると,調査されたソフトウェア(7 種類)において用いられているTimoshenkoはり要 素は,すべて曲げによるせん断挙動は弾性と仮定 し,直応力のみで弾塑性挙動を考慮したものである と報告されている.このような曲げによるせん断応. |foq| jra| rej| oyh| zui| mlx| bho| jrb| kxl| tdq| crq| ftn| fmy| zhu| syp| ati| wui| hgk| dha| dpq| vaq| mix| qtt| srw| uxa| mfr| kro| zzq| ktu| pzn| afq| mlc| qci| bnh| gtd| tkr| dew| yda| plh| qwt| dvk| hhm| rwy| shz| vsk| oet| vmd| zks| llw| iyk|