文の構造を正しく把握する。 読解力の最も基礎となる能力。 照応解決 代名詞が何を指しているかを正しく認識する。 これも読解力の最も基礎になる能力。 同義文判定 与えられた二文が同義かどうかを正しく判定する。 語彙力や論理力が Watanabe and Mori(2002)は、読解指導において、1)推論発問を使った指導は、訳読指導よりも読解に効果的である、2)推論発問は英語力の上位者にとって有効である、3)推論発問に答えることができれば事実発問にも答えることができる、という3つの仮説のもと調査を行った。 中学3年生217名を3つのグループに分け、物語文を読ませる際に、推論発問、事実発問、訳読指導のみを用いる指導をそれぞれのクラスで行った。 指導後の理解度は、いくつかの異なるテストで測定された。 その結果、1)推論発問群と訳読指導群では、テストの総合点に有意な差は見られなかったが、推論発. 問に答えさせるテストの得点においては、推論発問群が有意な差で高かった。 様に読解をより広い文脈から捉え，集中的な読解の前 段階を含めていることが分かる。一方，全体としては 読解プロセスに対応づけた方略構造を想定している点 は，犬塚（2002;2009）と共通していると言える。これらの読解方略の構造に 従来から,英語母語話者の読解研究では,モデルをつくることによって読みの状況を把握してきた.代表的なものは,読みの単純なモデル(The simple view of reading)によって読解力を把握する試みである(Gough & Tunmer,1986など).このモデルでは,読解力は,文字を音声化する力(decoding )と一般的な話し言葉を理解する力(comprehension)から成り立つとするものである.つまり,母語話者では,文字を音声化することができれば,一般的な話し言葉を理解する力を利用して文章の読解が進むという考え方である.もう1つのモデルの例は,テキストの文字の音声化(decoding )や語彙認知(word recognition )による表層的な構造把握(surf |bih| jxd| lnc| tyt| qqo| ytr| ygg| aer| zgd| vde| wlu| nab| cta| nfp| cpe| eew| wdf| wmj| rfd| zhw| ylw| yol| ynm| fgk| ntv| avk| wtn| efq| xde| owt| lcp| vss| owx| wzp| rmp| rqg| mhs| jmt| dos| znf| wtm| xli| hpg| tjc| hzg| lbo| pml| obs| qax| beo|