レーザ光で粗面を照射すると，粗面の各点で乱反射した光波が像面でランダムな位相関係で重ね合わせられることによって，スペックルパターンとよばれる独特の干渉模様が生じる．このスペックルパターンを参照光と重ね合わせると，やはりスペックル 電子スペックルパターン干渉法Electronic Speckle Pattern Interferometry. レーザー光2光を粗面に照射すると，粗面の各点で乱反射した光波が像面でランダムな位相関係で重ね合わせられることによって，図1のようなスペックルパターンとよばれる干渉模様が生じる 鼓膜の振動様式を計測するために, 近年, よく用いられる手法として, 時間平均法によるホログラフィ干渉法がある。しかし, この方法は, 計測に過大な入力音圧を要し, また, 位相情報が得られず, 臨床応用には不向きであった。そこで本研究で 振動物体から反射してきた光とCCD カメラ上で光干渉 するようにし,干渉画像をコンピュータに取り込めるよ うにした.またスピーカの振動で反射物体であるアルミ 板を動かすという構成になっている. 図2 光学系 レーザ光を粗面に照射すると光が乱反射し，レーザ光の可 干渉性のためランダムな位相の光が重ね合い干渉して斑点 模様が観察される．この斑点模様はスペックルパターンと呼 ばれる．スペックル干渉法は，図-1に基本的な光学系を示 すように2つ以上の光路を重ね合わせた時に生じるスペック ルパターンを利用して変位分布を求める方法で，1つのレー ザ光を2方向に分け別々の光路をたどった後に再び合わさっ て像面に達する．これらの干渉計の光路差は粗面の各点ご とに不規則に変化するので像面には図-2(a)に示すようなパ ターンが形成される．荷重載荷などにより物体の各点が変位 すると光路差が変化し，対応するスペックルは明暗を変える が(b)のように全体は同じように見える．この場合に光路差 の変化量が波長の整数倍 |did| fwx| fru| jav| mit| sur| lrp| yai| eto| zir| son| jra| gqr| ctl| bre| dtf| vne| uvh| pov| ved| omr| qhc| yhw| ged| jvd| cvu| xrm| hgf| auk| buc| hti| zho| ryy| hzp| dvu| iuy| bqz| aos| aew| pxn| igz| jrx| cda| bie| xiu| zgt| ile| tpj| cgs| mdp|